次世代創造機構とは

私は各OSベンダーが2000年ぐらいからだんだんと仕事をさぼりだし、ユーザにとってどうでも良い機能をこそっと追加しただけで多額の収益を挙げているのでは無いかと疑っています。 私は後述するなぜ?を解決せずに放置し続けるOSベンダーに対して信頼が置けなくなりました。 また、私はOSベンダーだけではなく、世界の仕組みを抜本的に変えることをせずに既存の技術の改善だけでは人が世界と共にあることは難しくなってきている事を実感しています。

我々には資金力も組織力もありませんが、既存の権益を持っているというしがらみもありません。 だからこそ、次世代の基盤を作っていけるものと信じています。

なぜ?

なぜ、我々はハードディスクが壊れただけで恋人と別れるよりもショックを受けるのだろうか?

なぜ、我々はPCが起動するまで1分も待たなければならないのだろうか?

なぜ、我々はOSベンダーに5年毎の税金の様な金銭を支払わなければならないのだろうか?

なぜ、我々はPCのうるさい音に我慢しなければならないのだろうか?

なぜ、我々はアプリケーションのインストール先を指定しなければならないのだろうか?

なぜ、我々はwebサイトを公開するためにFTPでサーバにファイルを毎回アップロードしなければならないのだろうか?

なぜ、我々はメールを見るためにメールの受信を待たなければならないのだろうか?

なぜ、我々はファイル共有をするために複雑な設定をしなければならないのだろうか?

なぜ、我々はPCの置き場所に困らなければならないのだろうか?

なぜ、我々は何年かに一度PCを買い換えなければいけないのだろうか?

なぜ、我々は複数のPCの設定を共有するために複雑な手順を踏まなければならないのだろうか?

我々は何を創るのか?

上述したなぜ?を解決するためには廉価な通信料で使用できる高速なネットワーク、複数のPCを一つのPCに見せかける分散OS、廉価で小さく静かなアクセス端末、廉価な使用料で使えるレンタルサーバといったソフトウェア、ハードウェア、サービスをまとめたソリューションが必要となります。 我々はそれらの規格・基準を作ることに尽力したいと考えています。リファレンス実装などの実装例を作る事は大事ですが、実際の商用製品を作る事は我々の仕事ではありません。 なぜなら、それは企業の社会的な役割でありますし、生産・営業・流通に関しては我々よりも圧倒的な強さを誇るからです。

我々は何を望むのか?

戦後直後の日本の人々は誰もが中産階級的な生活を送れる事を望み、それを1980年代ぐらいまでは実現していたと思います。 しかし、終身雇用は良いシステムでしたが、年功序列という恐ろしい世界を作りだしてしまいました。 年功序列の根底にある考え方は社員の誰しもが会社のために全力で努力していて、なおかつ当人の素養は万人共通であるといった考えかたです。 そして、当然のごとく壊れる年功序列が壊れ始めた昨今では終身雇用を壊し始めました。その被害にあったのは若い社員たちです。

我々は我々の世代の望みと次の世代の望みを実現する世界の基盤を創りたいと考えています。 旧世代の延命措置のせいで我々は自分の世界という実感を持てず、与えられた世界、押しつけられた世界と印象をぬぐえません。 我々は世界と共にあるという確信を我々が抱けるような世界の基盤を創りたいと考えています。